ラズパイ4で継続使用できない周辺機器 (ラズパイ3vsラズパイ4: 仕様編)
ラズパイ3 と ラズパイ 4 の主な仕様差分を記載します。
RaspberryPi 4 Model B | RaspberryPi 3 Model B+ | |
CPU | Broadcom BCM2711, Cortex-A72 (ARMv8) @1.5G | Broadcom BCM2837B0, Cortex-A53(ARMv8)@1.4G |
メモリ | 1GB/2GB/4GB/8GB LPDDR4 | 1GB LPDDR2 |
USB | USB3.0 Standard Aコネクター×2, USB2.0 Standard Aコネクター×2 | USB2.0 Standard Aコネクター×4 |
HDMI 端子 | 2個(micro-HDMI) 4K出力可 | 1個(タイプA) |
有線LAN | 1Gbps | 300Mbps |
Bluetooth | Bluetooth 4.2, Bluetooth Low Energy(BLE) | Bluetooth 5.0, Bluetooth Low Energy(BLE) |
無線LAN | IEEE802.11b/g/n/ac (2.4GHz帯/5GHz帯対応) | IEEE802.11b/g/n/ac (2.4GHz帯/5GHz帯対応) |
電源 | 5V/3A USB Type-C | 5V/1.5A USB Micro-B |
価格 | 7,100 円 (2020.9.13時点 正規代理店) | 5,900 円 (2020.9.13時点 正規代理店) |
また、以下の接続インターフェースには変更がありません。
- microSDカードスロット×1
- 3.5mmジャック(オーディオ/コンポジットビデオ出力)
- Camera interface (CSI)
- Display interface (DSI)
- GPIO 40ピン
なので、ラズパイ3で使用していた周辺機器のほとんどが互換性あります。ただし、以下2点の周辺機器は互換性がありませんので注意しましょう。
- HDMI モニターケーブル ( タイプA型 --> マイクロ型)
- USB 電源アダプター ( USB Micro-B --> USB Type-C )
USB 電源アダプターは電源容量が違うため新規購入する必要がありますが、HDMIマイクロ型であれば、以下の図にある マイクロ HDMIオス-HDMI メス 変換ケーブル 4K x 2K で十分です。
ラズパイ3からラズパイ4へグレードアップしても、調達費用はグレードアップせずに、使える周辺機器は賢く使い回しましょう。(^^)
参考情報 |
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