ラズベリーパイで作るトイレ空室情報システム (IoT 照明判定編)

今回は、改良版「ラズベリーパイで作るトイレ空室情報システム」を紹介します。以前、ソニーのMESH を使用したトイレカウンターをブログで紹介しました。

これらは、動きタグ人感タグというIoTデバイスを使用していました。ただし、センサーの検出的な面で安定的な稼働は難しく、実際にところお遊び程度に学習するレベルものでした。さてこの度、トイレ空室情報システムの概要はそれらの点がかなり改善されています。以下がシステム概要図で、2台のラズベリーパイを使用します。

トイレ空室情報システムの概要図

[トイレ空室情報システム概要]

ラズベリーパイ A (Raspberry Pi A)
光センサーを制御しデータを取得します。照明の点灯および消灯を検出します。

  1. トイレの照明が5秒以上点灯したならば、トイレを使用中と判断し、その状態をIoT サーバーへ送信します。
  2. また、トイレの照明が5秒以上消灯したならば、人が退出したと判断し、その状態をIoT サーバーへ送信します。

ラズベリーパイ B (Raspberry Pi B)
IoT サーバーに送信されるデータを検出し、データ値によってブザー音を制御します。

  1. トイレの照明が5秒以上点灯したならば、ブザー音が3回なります。
  2. トイレの照明が5秒以上消灯したならば、ブザー音が1回なります。

[デモ動画 (YouTube)]

今回、トイレの照明を光センサーで検出するため、誤動作も大変少なったです。かなり改善されており、実用化も期待できます。(^^)

 参考情報 

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