ラズベリーパイで作るトイレ空室情報システムのデータログから分かること。(IoT システム導入: データ分析編)
前回のブログで、ラズベリーパイで作るトイレ空室情報システム(IoT システム導入: 照明判定編) を紹介しました。
では、実際に IoT サーバに送信されたデータログからデータ分析をしてみましょう。
計測時間は、12月23日 PM2:00 から 12月24日PM2:00 の24時間です。そのデータの一部を以下で紹介します。
これらのデータから次の2点が分かります。
- データ送信("light_check1":)の回数から、トイレの使用回数が分かります。
- データ送信の("light_check1":)とデータ送信の("light_check":0) の時間間隔から
トイレの使用時間が分かります。
ちなみに我が家の場合
我が家のトイレ使用状況 |
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トイレ使用回数 | 13回 |
トイレ使用総時間 | 1634秒 |
平均使用時間 | 125.7 秒/回 |
最長時間 | 7分50秒 |
その他に、データのほとんどが2分以内で用を済ましていることが分かりました。前回のブログで紹介した「ラズベリーパイで作るトイレ空室情報システム」ではリアルアイムの空室情報案内に焦点を当てていました。しかし、それだけでは非常にモッタナイです。もっとデータを十分に生かしましょう。
例えば、上記の考察のようにトイレの空室情報ログを蓄積してデータ分析することで、使用回数や使用総時間等多角的にトイレの使用状況が分かります。ぜひ、データを蓄積してデータを分析することをお薦めします。そうすると、次に御社の課題が見えてきますね。
ちなみに、我が家の場合は、「トイレに最長7分50秒も籠っているのは、誰なのか?」の原因究明が課題ですすかね。 (^^)
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