経営診断にマネジメント手法が必要か? (ステークホルダー・マネジメント)
現在、経営診断にマネジメント手法が必要かどうかの論文を書いています。中小企業診断士の「経営診断・支援原則」と「業務遂行指針」では診断の基本的プロセスとして以下のように紹介しています。
これはこれでいいと思いますが、最終的に「⑩実現可能な提言」をした時に、新たな登場人物が出てくることがあります。例えば、経営改善の対象となる部署や従業員、また支援先の金融機関です。さらに、新登場人物がその提言をひっくり返すことも想定されます。そうなった場合、再度やり直すことになるかもしれません。
やはり、このような事態を避けるためにも、この経営診断当初から、ステークホルダーの洗い出しが必要と感じています。この考えは何ら新しいものでなく、PMBOKから流用したフレームワークです。それを先日お話ししたところ、ある人から好評でして、今の「診断の基本的プロセス」を乗り越えるよう激励を受けました。
いやあ、大変光栄でした。近頃、根詰めて疲れていましたので、この激励は久々にうれしく感じました。
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