ピーター・ドラッカーの「現実が主人である」について

ピーター・ドラッカーの「現実が主人である。カリスマの公約、プログラム、思想に対し現実のほうが膝を屈することはない。」という名言はご存知でしょうか? 先日そのような体験をしました。

ピーター・ドラッカー

ピーター・ドラッカー

先月ある会社の企業診断をしました。そこで、私は財務担当でしたので、対象会社の3期分の決算書で、経営指標比較を実施しました。そこで、経営指標に使った、「売上債権回転期間」について新たな気付きがありました。
売上債権回転期間とは、商品を販売してから売上債権を回収するまでにかかる期間を月数または日数で示した指標です。売上債権回転期間は、期間が短けれ ば短いほど現金化が早いことを意味するため、良いとされます。売上債権回転期間の算式は以下のとおりです。月数で示すものと日数で示すものがあります。
売上債権回転期間 = 売上債権 * 365 / 売上高
= ( 売掛金 + 受取手形 ) * 365 / 売上高

で計算していました。  http://fsreading.net/analysis/020.shtml
実は、そこに落ち度がありました。それは割引手形の存在です。他のサイトで色々調査したところ、 正確には、
売上債権回転期間 = 売上債権 * 365 / 売上高
= ( 売掛金 + 受取手形 + 割引手形 + 裏書譲渡手形 ) * 365 / 売上高
だそうです。
なるほど、割引手形や裏書譲渡手形を含めないと、現金不足を補足している事業運営上の資金調達問題が指摘できないですね。そもそも経営指標は単なる計算結果でなく、経営成績となる1つの指標という意味合いが強いですから、この確度の劣化はやや致命的だなあ、と我ながら腹落ちしました。その教訓として、ピーター・ドラッカーの「現実が主人である。」を思い出した次第です。

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