そうだったのか、スヌーピーの無料タオル配布は

上戸 彩さんから「お誕生日おめでとうございます」と葉書が来ました。といっても、AOKI からのDM です。誕生月といっても前後合わせて 3か月間だが、お得な特典のお知らせがありました。そのひとつに、 スヌーピーのタオルは無料で配布のこと。わざわざ、この無料タオルを欲しさに私は店へ行こうと思っていませんでした。

AOKI スヌーピーの無料タオル

AOKI スヌーピーの無料タオル

しかし、自分が何かシャツ等を買いに行く機会があれば、話が別になります。仮にそのようなケースになった場合、AOKI 以外の紳士服店があるものの、この無料タオル配布に目がくらんで、AOKIを真っ先に来店することになるでしょう。そして行ってみたら、シャツ1枚購入するはずが、2枚購入すると3枚目が無料になるうたい文句に騙されて、余分にもう1枚買ってしまいます。いったん、財布のひもが緩めば、ズリズリと他 の商品を買ってしまいます。
このような行動は服だけでなく、他の購買行動でも同じです。例えば、車を駐車場に停める時でも、コインパーキングでなく、買い物すれば2時間無料等のサービスがあるスーパーや量販店を利用します。また、アマゾンでの買い物でも、配送料が無料になるように多く購入してしまいますね。

昼飯時でも、
①  Aランチセット
②  Aランチセット + 無料コーヒー

であれば、②を選択したくなりますね。コーヒーなんて原価は安いものですから、かなりの販促効果があるのではないでしょうか。

ここで重要なのは「無料」をということです「無料」という言葉で、人間ってスイッチが入りますよね。この無料という魔法のスイッチは、マーケティング分野で巧みに活用されていますが、元はと言えば行動経済学の分野です。この魔法のスイッチを巧みに利用しようする方は、行動経済学の勉強をお薦めします。単なる無料サービスの提供では、損切りの赤海(レッドオーシャン)を泳いでいるようなものです。

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